傷物語 こよみヴァンプ 感想(ネタバレあり)

映画の感想

2024年1月12日(金)に公開された傷物語 こよみヴァンプの感想です。

※ネタバレがあるため、まだ観てない方はご注意ください。

2016年~2017年にかけて上映された傷物語 3部作を総集編として再構成された内容になっています。私は3部作はすべて鑑賞していましたが、7年~8年前の作品の為、いい感じに内容を忘れていました。

過去上映された3部作の上映時間は各60分~80分と短めでしたね。傷物語 こよみヴァンプは144分と上映時間が長いので、鑑賞前の水分の取り過ぎには気を付けましょう。

2016年1月8日(金) 傷物語〈Ⅰ鉄血篇〉64分
2016年8月19日(金) 傷物語〈Ⅱ熱血篇〉69分
2017年1月6日(金) 傷物語〈Ⅲ冷血篇〉83分
2024年1月12日(金) 傷物語 こよみヴァンプ 144分

傷物語の登場人物は、全部で7人と少なめ。主人公の阿良々木暦、吸血鬼のキスショット・アセロラオリン・ハートアンダーブレイド、阿良々木君の同級生の羽川翼、怪異の専門家の忍野メメ、吸血鬼狩りのドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッター。

時系列では物語シリーズの始まりの物語です。阿良々木君とキスショットの出会いの物語。羽川さん、忍野メメとも出会います。

ストーリーは、地下鉄のホームで瀕死の状態のキスショットと出会った阿良々木君が、自身の血を吸わせることでキスショット助けます。3人の吸血鬼ハンターに四肢を奪われたキスショットは、吸血鬼の力が弱っており、キスショットの四肢を取り戻すために阿良々木君が吸血鬼ハンターの3人と1対1で戦います。四肢を取り戻したあとは、阿良々木君とキスショットが考え方の違いから決闘。最後は、阿良々木君もキスショットも生き延びますが、忍野メメが提案した誰もハッピーにならない選択をして終り。

物語冒頭から吸血鬼化した阿良々木君が太陽の光で体が燃えて苦しんでいる描写、地下鉄のホームではキスショットの四肢が切れていて、血だまりができています。後半は阿良々木君とキスショットが戦うので、お互いの四肢や頭部が吹っ飛んだり、血が噴き出す描写、羽川さんの内臓が飛び出す描写などグロい描写が多いので、苦手な方は観ない方が良いです。

冒頭の阿良々木君が燃えてるシーンや吸血鬼ハンターとの戦い、廃墟の学習塾や競技場のビジュアルをはじめ、作画が素晴らしく、作品の雰囲気も良く、ところどころギャグ要素があり、テンポも良かったので、144分が長く感じなかったです。またキスショットが四肢を取り戻す過程で成長していくので、可愛いキスショットを観ることができて大満足。羽川さんのスカートが風で捲れた際に見える下着がセクシーでした。阿良々木君とキスショットの食べ物に対する考え方の違いは、人間と吸血鬼の立場からは分かり合えないよなーと。

物語シリーズを初見だとイマイチ理解ができない部分が多いと思うので、アニメの化物語あたりを見てから鑑賞すると作品を楽しめると思いました。

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